チャーリー（Charlie）

ジャケ・ドローは、2012年から2013年までの1年をかけてオートマタ「チャーリー」を開発し、2013年のバーゼルフェアで発表しました。「チャーリー」の顔と衣装は、ティム・バートン監督の映画『チャーリーとチョコレート工場』でジョニー・デップが演じたウィリー・ウォンカをモデルとしました。チャーリーの身体とメカニズムの制作は、スイスの有名なオートマタ職人に依頼されました。ジャケ・ドローが制作したオートマタ「マジシャン」に倣って、「チャーリー」も2つの釣鐘を左右の手で交互に持ち上げ、現在のジャケ・ドローコレクションのブレスレットウォッチを見せたり隠したりします。「チャーリー」は、2693個の部品で構成され、12個のカムと7個の電動モーターで駆動します。モーターのうち2つはプレートの回転、4つは時計の昇降、そして残りのメインモーターはオートマタの土台に配された12のカムに使用されています。